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回復のサポート役

カウンセリング

安心感がポイント

うつ病で就労不可能になったり、普通の日常生活ができなくなったりしたとき、病気治療に付随して経済的な問題が発生します。家族に養ってもらっている方や、当面は貯金でしのげるという方も、将来的には生活に困窮するかもしれません。そのような精神的不安があると、治療に身が入らなくなり、うつ状態が改善しないといった可能性が考えられます。うつ病の治療に休養が大切なことは周知の事実ですが、無理に働こうとして治癒を送らせてしまうこともあり得ます。そこで治療に専念したいときは、障害年金の受給を検討してみることも効果的な方法です。障害年金は病気や怪我で生活に支障がある方に支給されるもので、受給者の年齢には関係ありません。20代や30代でも年金制度の加入者であれば、障害の程度に応じて一定の金額が支給されます。この収入によって生活が安定するという安心感があれば、じっくりと治療に取り組むことができるでしょう。働かないでお金をもらうのは後ろめたいという方もいますが、障害で働けない方が年金を受給するのは正当な権利であり、恥じることは何もありません。病気が治らないままいたずらに時を過ごすよりも、しっかり治療して社会復帰を目指すことが、本人にも社会にも有益と言えます。

障害年金には1級から3級までの等級があり、支給される年金額が異なります。1級は日常生活に常時援助が必要な場合、2級は日常生活に大きな制限を受ける場合、3級は就労に制限を受ける場合などとなっています。そして生活能力の程度のほか、療養状況や生活環境などを総合的が判断され、等級が決定されます。うつ病の場合は外から見て判断するのが難しいので、医師の診断書が重要な役割を果たします。年金事務所へ申請する際には診断書を提出しますが、その内容によっては支給が認められないこともあり得ます。たとえば初診で診断書を書いてもらうことも可能ですが、それだと詳しい病状がわからないため、困っている状況が正しく伝わらない恐れがあります。日頃から医師とのコミュニケーションを密にしていれば、正確な診断ができるでしょう。信頼できるクリニックを見つけて、何でもフランクに話せる状態を作っておくことは、障害年金受給だけでなく治療そのものにとっても重要です。うつ病は再発したり長引いたりすることの多い病気ですが、障害年金の制度は長期治療の有力なサポート役になります。ひとりで申請することもできますが、手続きが複雑だと感じたら専門家に相談してみると良いでしょう。